
古い友からの便りはこの上なく嬉しいもの。旧友というより戦友。
混沌とした若い時代をともに戦った中。きっと永遠のライバル。
お互いに一歩先を行く者同士であり続けたい仲間。
私にとっては長く、辛くもあり、楽しくもあり、濃い内容でいっぱいだった
イギリス留学時代をともにした仲間から連絡が入った。このブログがきっかけで、
リファラーから見つけてくれたらしい。ある意味IT時代に感謝なわけで(笑)
成田に降り立ったとき、この国を変えるのは俺たちだといい合った友。
何度も議論した若かった時代。昨日のことのように思い返される。
仲間3人で、学生企業したよね、マネジメントのマの字も知らない私たちだったけど
いい経験になって、確実に今に生かされている。
昔のことなど思い出すような生活を送ってもいないのに、朝から何度も思いがよぎる。
大学を出て、3人はそれぞれ別の方向へ進み、いつか一緒に仕事がしたいと言い合い、
それぞれの業界で最前線を走ってきた。
彼ら二人は東京で。私は都落ちのように福岡へ漂着した。
ずっとガレキの上を裸足で歩いてきた思いだった。
何もない自分。乾いた土の上に種を植え、水を汲み、食料を探す毎日だった。
明日の米がなく、腹が減って眠れない日々もあった。
それでも人の前では笑っていようと。苦しみも悩みも見せまいと、そうやって生きてきた。
ガレキの上を歩く毎日。何年もかかったけれど、集めたガレキでオンボロの飛行機を作った。
飛ぶか飛ばないか分からない飛行機。途中で落ちるかもしれない。
「飛ぶには時期尚早」という言葉がぴったりと当てはまる飛行機。
それでもこの飛行機に乗ってくれた乗組員だけは、ちゃんと目的地まで連れて行く。
安全飛行も、自動操縦もなく、高性能ではないけれど。
戦友から届いた便りは、今の私には大きな心の燃料で、まだまだ寄り道だけだけど、
ようやく嘗て去った東京へ飛んでいけるような気がしたよ。
何もかもが時期尚早の私のオンボロ飛行機で、苦しい思いをさせている私のクルー。
辛くて険しい道のりだけど必ず絶景を見せるから、もう少しがんばってくれ!

