
ここ数日間、ある化粧品の折込チラシのデザインを
行っています。いやあ、難しい。難しいというか、怖い。
数百種類の折込チラシから、必要なエレメントを抜き出して分析。
それらを元に、手書きでラフドラフトを作る。
この辺りの作業は、社員と一緒に行って、押し寄せてくる主観を
振り払いながら、徹底的にマーケティング。
惹かれるキーワードを何度も何度も刷り込みながら
ターゲット像になりきって、「アラ、これいいわねぇ」や
「ホントに効くの~」 なんて心の中で言いながら(笑)
客観視点を保ちつつ、デザインワーク。
ラフデザインをプリントアウトして、実際にその他の折込チラシと一緒に
新聞に入れ、頭を真っ白にしてもう一度最初から開く。
狙ったポイントが浮き上がって目に飛び込んでこない、
背中を押すポイントに流れ着かない、など試行錯誤しながら
赤ペンと青ペンを駆使してチェックを入れる。
そして、またイラレと格闘。主要キーワード以外のサンプルテキストに
ストーリーを持たせながらコピーライティングを作りこむ。
今までは写真がアタリだったので、いまいち、カラーバランスが
イメージの範疇を超えなかったのだけれど、
そのためといっても過言ではないデジタル一眼レフでアタリ画像を撮影。
いやあ、超便利。夢中になって撮影。時間配分間違え気味。
ようやくそんなこんなで、ラフ案にたどり着きました。
作り終えて、もう一度客観視点で開きなおす。気になるところを
何度も手直し。
出来上がりにこの時点でガッツポーズなわけですが、
すぐに不安に駆られます。毎度のことなのですが。
ここからが問題で、いくつかの手直しや表現の修正、本撮影を経て、
折込チラシとしてご家庭に配布されたときに、どのような反応が
返ってくるのか、私たちは数字でしか知ることが出来ません。
冒頭で言った怖いというのはこのことで。まず第一にレスポンスの数字を
見るまで夜も眠れない気分です。第二に数字がどうであれ、買ってくれた人の
声しか聞けない。選んでくれなかった人の声が私たちにとって
一番重要なのに、その声を聞くことは出来ないのです。
その声が聞けたなら、もうあと、コンマゼロ何パーセントかはアップするかもしれません。
それが出来ないので、出来る限りの多くの方に協力頂いて、検証はするのですが、
10万人、100万人の買わなかった人の声は届くことはなく、ゴミ箱に
言ってしまうわけです。
特に私たちデザイン会社にとって、勝負が一回限りなわけで、
何が何でも当てなければいけません。当たり前ですが。
というわけで、もうひとがんばり。
絶対当ててやるぞ ドルァァ

