
新幹線で大阪に向っています。
この数日で急激に寒くなりましたね。
週末の福岡は雪がちらついていました。
時より轟々と風が吹き抜けて、今年一番の寒さを痛感させられますが、
ふと風が止まり、静かに舞い落ちる雪を見ると、どこかもの悲しくて、
切ない気持ちにさせられてしまいます。
雪の日の思い出が交互に思い返されては消え、
そして、そのほとんどが、不思議にも温いものばかり。
正確には、時が過ぎるにつれ、
記憶が優しくなっていくのかもしれません。
先日、「秒速5センチメートル」という映画(アニメーション)を見ました。
確か、2006年頃に公開された新海誠監督による連作短編アニメーション。
偶然、youtubeで見かけたので、つい全部見てしまいました。
「ねえ、秒速5センチなんだって。
桜の花の落ちるスピード」
「なんだか、まるで雪みたいじゃない?」
そんな会話から始まるストーリー。
一つ一つの描写があまりにも精巧で驚いてしまいまいます。
まだご覧になったことのない方は、是非見て頂きたいお話です。
思えば、ずいぶんと長い道のりを行ったり来たりしながら、
ここまで歩いてきたのだと痛感します。
たくさんの方に出会い、助けられ、恋をし、
そして違う人生を歩み、今を生きている。
桜の花びらが舞い落ちるスピードは、
あっという間のようで、実はとてもゆるやかで、
決して元に戻すことのできない人生の流れのよう。
車窓を流れる景色をぼんやりと眺めながら昔の記憶を辿る。
窓の向こうは私が降りたことのない街が広がります。
恐らくこれからも訪れることのない場所。
この見知らぬ街のように、私の知らない違う世界に
生きる誰かのことを考えてしまいました。
みんな、元気かな。
気がつけばもう新神戸。さて、今日も大切なお客様に
会いに行ってきます!

