
あけましておめでとうございます。
旧年中もたくさんの方に助けられながら、
100年に1度と称される不況の年を
乗り越えることができました。
2010年、当社ではChallenge of Excellence とテーマを定めました。
社員一人一人が最高の品質基準を持てるようになること。
創業からこれまで、当社の品質は私そのものでした。
クリエイティブからサービス一つ一つに至るまで、高い品質基準を
維持するために、一切の妥協を許さず取り組んできました。
次第に組織は大きくなりはじめ、事業が拡大するにつれて、
私が関わらないプロジェクトも増えてきました。
大好きなお客様のところに行けなくなってしまうのは、
とても残念なことなのですが、いつまでも私が判断をしていては、
より高いレベルのサービス、高い品質の
クリエイティブに到達することはできません。
私自身が会社にとって最大のリスクになってしまいます。
あらゆる企業が成長過程において、権限委譲がなされるものです。
当然、品質管理や、品質基準も、継承されていくことになります。
しかし、残念ながら品質基準の継承に失敗する企業も多いのではないでしょうか。
昨今問題になった偽装事件にしても、創業時はもっと純粋な
スピリットがあって、そこに明確な品質基準があったはずです。
しかし、組織や事業が拡大するうちに、大切なものを失ってしまったのでしょう。
そこで、当社では、権限や担当、マネジメントを委譲するのではなく、
品質基準から委譲しようと考えました。高い品質を維持することと、
絶えず発展させる仕組みの委譲です。
常々、任せることはなんて難しいことなんだ、と実感してきましたが、
「任せられない原因」=「品質の低下」とシンプルに
考えてみると、方法ではなく、単にプライオリティが
間違っていたんだ、ということに気がつきました。
来期にはいよいよ、チームの自立と大きな事業の展開が
動き始めます。そのためにも、今年は徹底的に品質に
取り組み、全てのサービス、ノウハウ、クリエイティブ、
テクノロジーにおいて、最高品質に挑み続けられる組織を
目指したいと思います。

