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  4. ホノルルマラソンへ出発

株式会社デザイントランスメディア代表によるボスログ
〜愛が溢れる社員教育日誌〜

チャレンジ

2016.01.03

ホノルルマラソンへ出発

2014年の夏ごろ、ホノルルマラソンに出ることを決意しました。ブログにはその時こう書いています。

 

昨年、大濠に引っ越してきたこともあり、せっかくだから、ということで大濠公園を走るようになりました。普段からフィジカルトレーニングをしているので、ジムで走ることはあるのですが、どうも飽きっぽく、同じところを走るのは続かない、ということで、公園を走っているのですが、これまた、周回を重ねるごとに飽きてしまう。

どうもランニングだけは続かない・・・と悩んでいました。そんな折、飛行機の中でJALホノルルマラソンの映像が流れていたんですね。瞬間的に「これだ!」と思いました。

「ホノルルマラソンに出よう!!」

10kmマラソンにさえ出たことない私。どちらかといえば短距離が得意で、学生時代も長距離はさっぱりだった私。どちらかというと、ランナーというよりはレスラーという外見の私ですが、ホノルルマラソンに出たい!と直感的に思ってしまいました。

さすがに今年の12月には間に合いませんので、2015年12月に走ります。

毎年、自分の苦手なことや、やったことないことを年に1度目標を決めてやる、ということをこれまでやってきました。ある年はゴルフをスタートしたきっかけになりましたし、

ある年はカナヅチの癖にスキューバのライセンスをとったり、料理を始めたり、イタリア語を習い始めたり、毎年、面白チャレンジは続くのですが、来年の目標は「ホノルルマラソン!」に早くも決定です。

 

あれから、1年と少し。ホノルルマラソンを目指してコツコツ頑張ってきました。ホノルルマラソンの前にフルマラソンの機会を作りたいと思い、2015年11月の福岡マラソンにエントリー。無事当選し福岡マラソンに出場することになりました。

ところが、2015年7月末、酷い捻挫から左足首靭帯損傷。フルマラソンの約3カ月前にとんでもない怪我をしてしまったのです。左足首は若い頃から痛めていた足でこれまでもたびたび捻挫を繰り返していた場所です。本当に悔やみました。

2015年10月頃、怪我から2カ月が経過し、少しずつ走れるようになってきました。しかし、ハードな練習をして、また怪我が再発しては意味がありません。恐る恐る練習が続きます。

2015年11月8日。ついに福岡マラソン当日になりました。私は出場することを決意しました。行けるところまで行こうと。足首の痛みが原因で走れなくなったら潔くリタイアしようと。不安な気持ちでスタートしましたが、序盤は痛みが出ることなく、なんとかハーフ地点まではたどり着くことが出来ました。しかし、25kmを超えたあたりで完全に足が止まりました。足首の痛みと、それ以上に練習不足からくる筋肉疲労。両足のももとふくらはぎが常に痙攣している状態です。

25km地点から35km地点までの10kmはストレッチをしながら走ったり、歩いたり。リタイアすべきか続けるべきか、頭の中をぐるぐる回ります。

35km地点を超えたあたりから、「ここまで来たのだから最後まで走ろう」という気持ちが強くなります。絶対に腐らず、一歩ずつ進めば、必ず最後の瞬間が来る、そう思って前に進みました。

初めてのフルマラソンで学んだことは、どんな困難な道にもゴールが存在するということです。世の中には山ほど辛いことがあります。時には自分ではコントロールすることが難しいこともあります。運が悪かった、嫌な上司がいる、会社が悪い、誰々が悪い…。困難というのは、ついつい自分以外に責任転嫁したくなることばかりです。

しかし、リタイアしてしまえばゴールは来ない。苦しくても腐らず、人のせいにせず、黙って一歩ずつ進めば必ずそこにゴールはあるということです。

そして、もう一つ学んだこと。

応援がこれほど力になるのか、ということ。沿道の方々の声が背中を押してくれるのです。不思議と力が湧いてきます。ゼッケンに書かれている名前を見て、「杉山さん、あと少し頑張って!」と言ってくださる方もいます。完全に止まっていた足に力が蘇ってくるのです。

私は最後のゴールを目指しながら思いました。普段どれだけ社員を応援しているのだろうか。社員のことを愛し、社員の成長を一番に考えて行動している自負はあります。しかし、応援となるとどうだろうか。

不思議なものですが、最後の3kmを走りながら、帰ったら社員をもっと応援してあげよう、ということばかり考えていました。そんなことをしているうちに、あと2km、あと1km、

そして、最後にゴールの瞬間が訪れます。言葉では表現できない達成感。自分の人生に何かを刻み込んだような感覚です。もうボロボロの体のことなどどうでもよく、ただただ、心の奥底から溢れてくる喜びを噛みしめました。

さて、福岡マラソンを経て、ちょうど1カ月後にホノルルマラソンが待っています。1年半かけて準備してきたホノルルマラソン。福岡マラソンよりも少しは楽しむ余裕はあるでしょうか。それとも、気温の高さから過酷なチャレンジになるのでしょうか。残す1カ月、しっかりと調整を終えて、私はホノルルに飛び立ちました。

 

この時、私はとんでもない事件が起きるとは思ってもいませんでした。

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