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企業のSNSマーケティング入門|正しい活用法を解説

デジタル化の波が止まらない現代において、SNSを活用したマーケティングは企業にとって欠かせない取り組みになっています。
しかし「なんとなく投稿している」「フォロワーが増えない」と悩む担当者も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、各SNSの特徴やアルゴリズム、企業アカウントの正しい運用方法、を体系的に解説します。

デジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、顧客のあらゆる行動をデジタル化し、売上・利益の向上に活用することです。
活用するツールはWebサイト・検索エンジン・SNS・動画・モバイルアプリ・メール・LINE・デジタル広告・IoT・ビッグデータなど多岐にわたります。
1996年のYahoo! JAPAN登場から始まり、2008年のスマートフォン普及、2011年のLINE登場、そして2020年のコロナ禍を経て、SNSの利用はさらに加速しました。
デジタルマーケティングは今後も複雑化・高度化し続けており、デジタルに強い企業でなければ生き残れない時代が到来しています。


主要SNSの特徴と国内ユーザー数

 

SNS アクティブユーザー 主な年齢層 特徴
LINE 約9,700万人 幅広い世代 日本最大のコミュニケーションツール。広告利用も多い
YouTube 約7,120万人 幅広い世代 動画共有。全世代に人気
X(旧Twitter) 約6,650万人 幅広い世代 リアルタイム性と拡散力が高い。ニュースカテゴリでNo.2アプリ
Instagram 約6,600万人 10〜30代 視覚コンテンツが主流。検索・ショッピング機能も充実
TikTok 約2,700万人 10〜20代 短編動画が主流。若年層に圧倒的な支持
Facebook 約2,600万人 30代以上 実名制。ビジネス・中高年層向け

 

XとInstagramのアルゴリズムを理解する

 

アプリダウンロードランキングをみると、Xはとあるカテゴリで2位。※記載時
一体何のカテゴリでしょうか?

 

実は、「ニュースカテゴリ」として認識されているアプリなのです。
このことから、SNSは情報収集サイトとして活用されているのが分かります。

 

Xのアルゴリズム

Xは、ユーザーやツイートに対してスコア(点数)を付け、おすすめタイムラインに表示するか否かを決定しています。
オススメに表示されるのは1,500件。
表示候補1,500件のうち50%はフォローしていないアカウントから選ばれる点が大きな特徴です。

 


アルゴリズム攻略の3つのポイント

・積極的に投稿を行う
定期的にツイートし、フォロワーとのコミュニケーションを継続する。
スコアは時間とともに下がるため、エンゲージメントを意識した投稿が重要です。

・発話量(UGC数)を増やす
写真・動画付きの投稿や口コミ(返信)などがUGCに該当。
企業発信より一般ユーザーの投稿のほうが共感を生みやすいです。

・特定のポジションを確立する
「人生の節目にまつわる知識」「料理レシピ」など、特定コミュニティで質の高いアカウントとして認識されると、おすすめ表示に優遇されます。

 

Instagramのアルゴリズム

Instagramは検索機能が充実しており、自分の興味・関心を見つけるツールとして利用されています。
以前はハッシュタグ(#〇〇)が検索の主軸でしたが、現在は投稿文章や位置情報からも検索結果を表示する仕組みにアップデートされています。最近では、公式でハッシュタグは5つまでの制限も発表されました。
また「発見タブ」では、まだフォローしていないアカウントの投稿が興味に基づいて自動表示されるため、新規ユーザーへのリーチチャンスが広がっています。

アルゴリズム攻略の2つのポイント

  1. 興味を惹く一貫した投稿
    アカウントのジャンルやテーマに一貫性を持たせることで、投稿の評価が高まります。

  2. 5つのアクションを促す投稿
    Instagramは以下のアクション数に基づいて投稿を評価します。
     – 投稿の閲覧時間
     – コメント
     – いいね
     – 保存
     – プロフィールへのアクセス

閲覧時間を伸ばすには複数枚の画像や動画を活用し、保存を促すには「後で見返したくなる有益な情報」を盛り込むことが効果的です。

 

企業アカウントのSNSの正しい使い方

企業アカウントで「新規集客」は難しい

SNSのアルゴリズムを攻略してバズらせるには、毎日複数回の

投稿やインフルエンサー級のコンテンツが必要です。
企業アカウントだけで新規顧客を獲得しようとするのは現実的ではありません

正しい方向性:2つのポイント

ポイント①:既存顧客・ファンに有益な情報を届ける

SNSは新規集客ではなく、既存のお客様との関係を深めるツールとして活用しましょう。
有益な投稿の具体例としては以下が挙げられます。
実際の良い投稿例をご紹介します。

・利用シーンの提案@ofurocafe.utatane
「雨の日でも楽しめるお花見」など、来店のきっかけになる提案


・食品・商品の活用方法(@muji_global
冷凍食品をおせちやファミリーイベントに活用するアイデア

 

・店舗情報(@koshigaya_inc
バリアフリー対応など、配慮が必要なお客様に向けた詳細情報


・おいしい食べ方・レシピ(@tonkatsu_wako)
プロだからこそ知っている調理・温め方のコツ

 


ポイント②:発信することより「発信してもらうこと」が重要

一方的な企業発信より、一般ユーザー(既存顧客)による投稿(UGC)のほうが信頼感・共感を生みやすいことがデータでも示されています。
既存顧客に有益な情報を届けることでエンゲージメント(いいね・コメント・リポスト)が増加し、結果としてフォローしていない潜在顧客へもリーチできる好循環が生まれます。


やってはいけない投稿の例

・チラシ画像をそのまま流用する(スマホ最適化されておらず読みづらい)
・画像が見切れていて内容が伝わらない
・宣伝・告知ばかりで「お客様目線」が欠けている

※画像はイメージです

 

よくある質問(Q&A)

Q. ハッシュタグがなくても検索に表示されますか?
検索範囲に投稿文章も含まれるようになりましたが、ハッシュタグ機能自体はなくなったわけではありません。関連するハッシュタグをつけることで、ハッシュタグ検索を使うユーザーにも見つけてもらいやすくなります。


Q. 投稿頻度は週何回が理想ですか?
頻度よりも内容の質を優先してください。はじめは週1〜2回を目安に運用を開始してみましょう。
同じ内容ばかりの投稿やユーザーに不要な投稿が増えるくらいなら、頻度を下げて質を高めましょう。


Q. フィード投稿とリール投稿、どちらを優先すべきですか?
フィードとリールはアルゴリズムが異なるため、どちらかに偏るのではなく同じ割合で活用するのが理想です(Instagram公式アルゴリズム情報より)。


Q. MEO対策(Googleビジネスプロフィール)は有効ですか?
飲食店ではGoogleマップの利用率が非常に高いため、MEO対策は効果的です。
「ランチ」などのワード検索では検索結果の上部に地図情報が表示されるため、メニュー・写真・口コミ情報を充実させておくことをおすすめします。

 

まとめ

SNSマーケティングで成果を出すためのポイントを整理します。

インフルエンサーとの競争は避ける
企業アカウントでバズらせようとするのは現実的ではありません。

既存顧客に有益な情報を発信し続ける
ファンとの関係を深めることが最優先です。

一方的な宣伝投稿は避ける
お客様目線の情報発信を心がけましょう。

有益な情報は自然と拡散される
結果として潜在顧客へのリーチにつながります。

UGCを増やす仕組みをつくる
ユーザーに発信してもらうコミュニケーション設計が重要です。

デジタルマーケティングの世界は変化し続けています。
試行錯誤を繰り返しながら自社独自の成功パターンを見つけることが、長期的な競争力につながります。

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