こんにちは、ソリューションチームの木下です。
弊社ではMeta、Google、Yahooの広告において公式のサポートを受けておりますので、トレンド情報なども入ってまいります。
その中でも実践して効果が高い…というかほとんどのケースでCPAが改善された方法をご紹介します。
今効果が高い広告手法
結論から申しますと、クリック目的のトラフィックキャンペーンと購入/問い合わせなど最終コンバージョンを目的としたキャンペーンの2つを併用する方法です。
仕組みを簡単にご説明しますと、圧倒的にクリック単価が安いトラフィック目的のキャンペーンで見込み客を集め、購入目的のキャンペーンをリタゲ的に使ってコンバージョンさせていくという事になります。
1.トラフィック目的のキャンペーン
キャンペーンの成果はクリックになり、購入目的のキャンペーンに比べて配信セグメントの精度が緩くなる代わり、CPC(CPM)がかなり下がります。
具体的には10円台で出せる事も多く、同じ予算を使ったとしても購入目的の5倍~8倍ほどのアクセスを集めることが可能です。
※購入目的のキャンペーンと広告素材やコピーは同じでも構いません。
2.購入目的のキャンペーン
こちらのキャンペーンのポイントは、リマーケティング広告のように配信対象をサイトに訪れたことがあるユーザーにする事にあります。
AIによるコンバージョンする可能性が高いユーザーのセグメントと、実際にクリックした(=関心が高い可能性がある)ユーザーのデータを組み合わせ、配信対象を絞り込む精度を上げています。
サイトに訪れた事があるユーザーに配信対象を絞り込むのは「広告セット」の編集画面で行います。
- オーディエンス設定欄のカスタムオーディエンスで「新規作成」をクリック
- 開いたメニューから「カスタムオーディエンス」を選択
- オーディエンスのソース選択画面で自分のソース欄から「ウェブサイト」を選択⇒次へをクリック
- 下の画面で完了
オーディエンスリテンションはサイトに訪れて何日間を広告配信対象にするか設定できます。
まずは30日で良いかと思いますが、高額な商材やサービスであれば45日、60日と伸ばしてテストしてもよいでしょう。
最後に予算配分についてですが、月10万円の広告予算が設定されている場合、Meta公式サポートからのアドバイスではトラフィック3万円:購入キャンペーン7万円という配分でスタートさせることが多かったです。
商材によって最適な配分は異なるかと思いますが、ひとまずこれくらいの配分で試されてみてはいかがでしょうか。
WEB広告に新規獲得戦略など、お困りの事などございましたらお気軽にご相談くださいませ。